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2013年11月28日木曜日

瞑想の力

花曼荼羅。美しいものを見ると時間が止まったような感覚になりますね。。
     
ここポンディシェリの街では、
大音量のチャンティングやキールタンを聞きません。
オレンジの布をまとったサドゥさんや、スワミと呼ばれる人たちも居ない。
なので、
インドっぽーいヒンドゥの雰囲気を味わいたい人には向かないかも…?
クリスチャンも多いエリアのようで大きな教会も多い。
もちろん地元の人たちは、男性はドーティ(腰巻)姿、
女性はサリーやパンジャビドレスでインド人、
道端に野良牛(少ない)や野良ヤギ、野良犬、それら生き物たちの糞が道に転がってたりはします。
たまにショートパンツのハイカラなインド人おばぁちゃんも見かけます。
あと白いショートパンツ白シャツの制服で、頭に白いターバンをした女学生たち。
自転車で颯爽と通り過ぎるたび、はいはいハイカラさんが通るよ〜と言いたくなる。
なんの学校でしょうか。
     
見た目は日本人みたいな薄い顔の子供が好きだけれど、インドの田舎の子どもは純粋で可愛い。
真ん中の男の子の表情ったら…ぷぷぷ。。
TVも携帯もInternetもない環境で満ち足りた笑顔。
(観光地ど真ん中では金くれ〜と言われるけれどローカルサイドでは言われません。
お菓子ちょーだいっとたまに言われるくらい)
    
静かに、祈ったり瞑想する場面を見ることが多いこの土地。
瞑想しにきたの?、瞑想しておゆき、瞑想するのに良い場所だよ、
そんな声をかけられます。
     
インド人がヨーガという時、それは瞑想を指すことも多く、
リシケシのような外人相手のヨガビジネスが流行っているエリアや、
(肥満解消にと富裕層が通うスポーツクラブがあるようなデリーなどの都会もそうかなぁ)
外人が教えてるヨガセンターで呼ぶところのヨーガは、
その多くをアーサナととらえて良さそうです。
     
フランス人、Motherのdevoteeが多いからかしら。
南インドが全体的にそうなのか、静かです。
   
さて、私は食の環境が変わると、貧血に陥りやすい体質らしく、
菜食に切り替えた時も、
よく眩暈に襲われて気分が悪くなることが多かったですが、今回もキタコレ。
朝起きたら天井がぐるぐる回り気持ち悪くて視点が定まらない。
     
フルーツの量が増えて、玄米を食べてない、ふだん摂らない乳製品などが増えた、
前日の食事が、スパイシー&激甘(お砂糖の)だったのと生理前も重なったからだろう。。
血が、血が薄い… 血が、血が足りぬ…
    
ヨガ(アーサナとして使用。まどろっこしーねー)もする気が起きない。
横になって、朝の瞑想Timeまで様子を見る。
起き上がれそうなので、瞑想ルームへ向かい座ってみる。
    
誰かがファンをびゅんびゅん回している。寒いー
(朝晩は涼しいポンディ。昼間の陽射しも暑さもバリほどじゃない。)
鼻がつまる、喉がつっかえている、不快感がそこかしこ。
色んなことが気になり、考えが散在する。
    
ところが、
坐ってしばらくすると、ほんわりと身体全体があたたかくなってきた。
とらわれた考えの波がゆらゆらと目の前を通り過ぎてゆく。
     
普段の意識的な思考からは浮かばないアイデアが見えてくる。
(↑ 私はこれをインナーグルとかspiritual guideと捉えています)
    
気がつくと、ただくつろぎの中で漂い、
気分の悪さも、鼻づまりの不快感からも眩暈からも解放されていた。
30分経つ頃には、全体的に良い気分。
それからじんわりとヨガ。
一人でやるとシャバアサナがすごく長くなっちゃう。
昔はじっとしてられなかったのでシャバアサナ苦手だったんですが、
今は一番好きだ〜  大地に沈み込んでゆく感じ。
私という真我が大いなる存在と一体になり溶けてゆく感じ… 
     
瞑想って素晴らしいですね〜
特に、こういった毎日清められ、瞑想だけをし続けている場所というのは、集中しやすいように思います。
場の氣が手伝ってくれます。
     
ヨーガのアーサナの効果にも感激していましたが、
この数日は、瞑想の力にも感動しています。
   

2013年11月26日火曜日

私の愛するインド菓子

大好きcashew toffee
もう名前だけで美味しいでしょ。
    
朝5時前から響き渡るアザーン(ムスリムの)にもすっかり慣れ、
マイペースに眠れる生活になってきました。目覚めたら起きる。
朝30minsの瞑想タイムも心地良く座れるように。(ときどき至福の熟睡…)
    
美味しい焼き菓子は好きですが、
インドのお菓子もまた、魅力的です。
teaタイムを美味しくするために、
ご飯を軽くしてると言っても過言ではない。
     
ほとんどミルクが使われているので、
日本で作る気や食べる気は、さほど起きませんけどね。
     
スーパーでも買えるけれど、お
気に入りのお店のショーケースをワクワクと眺めながら、
あれとー♪これとー♫と指差し注文が楽しい。
     
Kalakanda, Sandesh, Motipak, Cashew Cone
    
写真にはないけど、カシューケーキが一番好きかな。
TSUNAMIの影響でカシューツリーたちがだめになってしまい、
カシューナッツの価格が高騰しているのだとか…
津波ってスマトラ沖地震の時のですよね?
ポンディも被害にあったんや〜
と世界のニュースについて無知、否、無関心な自分を反省。
    
モティパックとか名前だけで毎度買っちゃう。モチパック。餅…
もちろんではないですよ。
なんて言ってみたくなるほど、静かにテンション高めです。
    
銀色のは銀紙かと思いきや銀箔だったー
お祝いのお菓子かな? ようわからん。
    
お気に入りのCttage Restaurantでは、こんな箱につめてくれます。
     
アシュラム運営なのだけど、一瞬入るのを躊躇う洒落た雰囲気の建築。
このレストラン、コーヒーを10Rpで座って飲めるので、
たいていぐびぐびっと二杯は飲んじゃう。 
ほのかに甘いインドのミルクコーヒー。美味し。
支払いのとき、高級なレストランみたく
レザーのケースにレシート挟んでテーブルまでもってきてくれるので、
10Rpのコーヒーにチップは必要なのか…と毎度悩むところ。
    
インディアンスナックもあります。
ドーサやウッタパム、サモサにワッダなどなど。
割としっかり辛い味だったので私は甘いもので利用してます。
ジュースはフレッシュでなく、
お砂糖入りの袋詰め、あっまいやつだったのでオススメしませぬ。
    
スーパーで探してみても、ナチュラルなおやつあります。
デーツのラドゥ、(デーツと色んなナッツを練りこんでボールにしてる!)
こんなん絶対おいしかろーもんっ!
と試してみたら、カルダモン強めで苦手だった〜
スパイシーなの好きな人には美味しいと思います。
デーツとナッツ、フープロさえあれば、
好きなフレーバーで作れるな〜など思案中。
デーツはそこかしこで売っていますょ。
    
たまには部屋でもコーヒー飲みたいやね〜
と粉状のインスタントCoffeeも買ってみました。
バリコピみたく沈むの待つかと思いきやきれいに溶けた。
コーヒーとチコリのブレンド。チコリ率が高い方がチープ。
チコリ入の方が個人的に嬉しい。
     
日本でよく見る顆粒の瓶入りコーヒーは高級で、粉の方が安価だけれど、
サーブされるものを5-10Rpで飲めることを考えるとインスタントは全体的に高めです。
      
あとはしょっぱい豆菓子も美味しいですよねぇ…
ロースト&ノンオイルなどと嬉しいものがあるのです。
しょっぱさに一切の手加減はないけれど。
甘いの辛いののインド無限ループ、ここにあり ∞  ∞
     
   
袋詰めだから写真分かりづらいですね。
いつもお世話になっているローフード食堂でもローインド菓子発見。
   
首と背中がまだ凝ってる感で痛いので、Joint pain cakeを選んでみた。
すごい名前… 関節痛ケーキ。。
あとはmindを落ち着けるハーブ入やらデーツケーキやら。
ここのデーツラドゥは胡麻入りで美味しい〜 withoutカルダモン。
   
関節痛ケーキやハーブ入は、ちょっと漢方薬くさいのでチマチマ食べる。
デーツケーキはかなり美味。。
     
それから、
私はまだ食べてないけれど、
フランスパンやクロワサーンなどのパンも、
インドの中ではまともに美味しいらしい。さすが元仏領。
    
ルイスは運河(と言うと聞こえはいいけど実際はドブ川)沿いの通りにある、
Hot Breadがお気に入りだそうで、
ティルへ向かう途中でドライバーにわざわざ止めてもらって、
茶色い美味しそうな角食を買っていました。
ペストリーも美味しいそう。AC効いてた。
オーロヴィルで作られたナチュラルなジャムやナッツバターもあれこれあり。
    
わりとご近所で、可愛いフェアトレード雑貨なども取り扱う、
カフェ併設のお店も見つけて、雨の日はここだな〜と、
なんとなし充実しております。
   
前回のインド旅行と違ってなんの不自由もないよ。
なぜにあんなに気を張り続け疲れたのか。。
毎日が静かで穏やかであります…
    
     
   

2013年11月25日月曜日

カルマは無視できぬ、ということ

  
プチ旅行から戻り、風邪をぶり返しておりました。
    
出国する前と同じ症状。。喉痛、滴る水っぱな。
夜になると熱が上がりそうなゼィゼィ苦しい雰囲気… 
     
私の悪い癖で、まぁ死にはしないだろうし…
と多少調子が悪くても舐めてかかり、風呂上りに半裸でウロウロ。
日本でもこれやってひどくなったんですけどね〜 
はははっ自業自得ってやつだ。
    
インドに入国してから、首の痛みがずっと取れてなかったので
風邪の芯?根?みたいのが残ってたんだろうなあ。
西洋のお薬で蓋をしたのが、不安定な天候と疲れで再度出てきた感。
   
カルマ(業)の繰り返しを止めるには受け入れるしかない。
病気という反応は、身体に不必要な、
毒となるものを出そうとしているだけだと言いますし。
   
ってことでAyurvedic medicine(↑写真)と梅肉エキス、ウガイで対応。
薬はアシュラム運営の日用品店、Honesty society departmental stores(愛らしい名前だね)で購入。Rp36  
正露丸みたいな見た目と香り、
一日に6-7回飲めとありタイミングがわからんので、
気づいた時に何度でも飲んでます。
   
あとは風呂に入らず足湯だけして寝て、汗をびっしょりかくに徹する。
     
持ってきていたティッシュがほとんど底をつきそう&ゴミの量にゾッとしたので、
ハンケチで鼻をかみ始めたところあっという間にハンケチ不足…
    
今回は食欲もあるし、ならば食べとこう、と布製品を求めがてら外出。
一人旅で病気して困るのは、
洗濯をしないと着るものやタオルがなくなってくことですね。
手洗いだから体力も使うしねぇ。
    
スーパーより近い、アシュラム系列の心踊るかわゆらしいお店で、
K の刺繍入ハンケチを。
     
鼻水専用と化してます。
    
インドに日本のタオル地は向きませんね。
やはり地のものがよく吸いよく乾いて良い!
手ぬぐいより乾き良し!手触りは手ぬぐいの勝ちね!
    
そんなこんなで、ダラダラとデトックスしリカバーしています。
     
自然由来のものが日本より断然手に入りやすくて嬉しいインド。
蚊除けスプレー、ローズウォーター、歯磨き粉、ボディオイル、
食品だって変に加工されてないオーガニック、何でもあります。
特にここポンディは、
オーロヴィル(未来型理想都市、エコヴィレッジ)のセンスの良い製品が手に入るので
病気でもテンションが上がります。
薬の瓶とかもいちいち可愛いぃ。
    
小さなカルマ、チャンティングの力を借りつついっこ受け入れ完了〜っと。
     
人生はこの繰り返しですね。
    
     

2013年11月24日日曜日

Short trip to Tiruvannamalai 3

やわらかな朝の空気につつまれるリビングの小さな食卓。
    
前回のつづきですよ〜
  ∞  ∞  ∞
ミルクマンが来るから私は早く起きるけど、くまりは寝てていいのよ。
と言われましても、
神経質な私は物音ですぐ目が覚めます。
ヴァータできほん眠りが浅いのだ。
    
ふだん多くて二食な私の食生活。
昨日はルイスに合わせて三食おやつまで食べてしまい常に満腹で便秘。。
確実に食べ過ぎだ。
食べ過ぎると、心が落ち着かず頭には色んな考えが浮かび、
腹に力が入らずフワフワしますな。
    
ラマナの教えにも以下のようにあります。
「 すべての規則制限のなかでも、適度な量の清らか(サートヴィック)な食事を取るという方法が最上のものである。
これを守ることによって、心の清らかさは増し、真我の探求の助けとなるだろう。 」
    
このため前夜に、
朝食はフルーツとか軽いもので結構です。と伝えておいた。
(本当は朝食べない方がスッキリするけど、
そうすると多分ルイスが食べにくいだろうからね)
    
なにか崇高ぶって少食にしてるつもりでなく、
まぁ事足りてるらしく激しく痩せたりしないし、
私の肉体サイズ的にこんなもんでいーんだな、と
ヨガと共に自然にこうなりました。
昼はけっこうガッツリ食べます。
小腹が減る日にゃ夜も少し食べます。
    
食べ過ぎると翌朝、口が臭かったり、
舌磨きすると茶色いからすぐわかる胃腸弱者であります。
     
しかし食べるの大好きルイス、
ではフルーツと〜、、、
それからミューズリやパンを用意しましょうか。と。
誘惑に負けて頂いた、ホットミルクをかけたミューズリは美味しかった〜
ルイスのオリジナルミックス。
ほんとハイカラで可愛いおばぁちゃんや〜
   
パッケージされたミルクでなく、
ミルクマンが持ってきたばかりとあってフレッシュでおいし〜
(パンは断ったぞ。便秘の敵ですから。)
    
アルーがやってきて、美味しい甘くないチャイを作ってくれる。(ジャガリー別付)
ルイスがインドで出会った魔女の話などを聞きながら
笑いと共に幸せな朝の時間が過ぎ行く。
私ったら喋り過ぎちゃったわね。ダメねぇ。ごめんなさいね。
くまりも日本語だとたくさんお喋りするのかしら。
と、やはり可愛いルイス。
   
アシュラムに飾られる美しいロータス。
    
私はひとりVeda Chantingに参加することになっていたので先にお出かけ。
すでに少年たちがチャンティングを始めており、
サマディで歩く瞑想、
ミルクやギーがたっぷり塗りつけられるリンガムを眺める。
男根と女陰の象徴であるそれを前に見たときはちょっとグロテスク…
と思ったけれど、今回はそういう感情湧かず、
人々の習慣について思いつつ、やはりインドは興味深い国よの、
と感慨深く眺める。
     
このアシュラムでは、瞑想している日本人をたくさん見かけました。
ポンディに住んでる人は海沿いでなく内陸にいるのかな。
    
しばらく坐ってから、アシュラム内の本屋さんで
日本語版「 Who Am I ? 」とラマナの小さなお写真を購入。
ご飯までいただいたので、たくさん買いたかったのだけど、合計RP30....
日本語の分厚い本もあったけど荷物になるからな〜  
ラマナごめんなさーい。
    
 その後、ルイスと合流しオートでアルナチャレシュワラ寺院へ。
     
南インドの寺院ってカラフルなイメージだったけど、ここは白い。ビューティフル。
ラマナが青年時代に何年にも渡って瞑想をした洞を見学したり。
    
初めてラマナが私を見た気がする。
いつもこの御写真のラマナはどこを見ていらっしゃるかわからなかったの。
とルイスはラマナマハリシの写真を見ながら嬉しそうに微笑んだ。
   
ランチをいただきに再びアシュラムに戻る。
どうしてもおしっこしたくて、避けていたアシュラムトイレに。
なにせアシュラム内は全て裸足ですからね。。
    
汚くはないけど、案の定、水浸しのインド式。ひーん。
見えないばい菌が気になります。
    
まず尻を洗う桶に水をくみ、
便器周りの私の着地地点になる足元を清めてから用を足す。
出るときにも私の黒い足跡がついたから清めて出る。
    
ランチを待つ列に向かうと、
ルイスがサリーを着た日本人のご婦人と話している。
彼女はもう10年以上ここに住んでいらっしゃるのだそう。
    
ポンディへのラグジュアリーバスはアシュラムのすぐ前から
13時くらいに出る、と教えていただいたけれど、
別れが惜しく、ルイス宅でゆっくりしてから帰ることに。
「楽しい時間はあっという間だわね。。」
と少し寂しそう。
     
こんどは私がマンゴーをカットするわ!
(朝は私が日本式に切りました)
お客様は座ってて!
と言ってくれたものの、マンゴー熟れ過ぎだったみたいで、
くまり、スムージーを作ってくれる、、、?
と頼まれる。
バナナとヨーグルトで美味しい一杯を。  気に入ってくれたみたいで、ほっ
それから太極拳を教えてもらったり、
丁寧にいれられたコーヒーを飲んだりしてだらだらと過ごす。
も、ほんと「めがね」とか「かもめ食堂」の世界だった。
    
バス停までもオートで一緒に乗ってってバスも探してくれました。
(普通のバスは中心から少し離れたバススタンドから出てるよう)
    
交通費やご飯などほとんどご馳走になっていただいてたので、
ここは私が払わなければ!と強引にお金を渡そうとするも断られる。
    
最後に小さなギフトを渡し、
ぎゅっとハグをしてお礼を言いボロいバスに乗り込んだ。
     
バス、揺れた〜
出る前にいただいたコーヒーがきいてか、おしっこに行きたい…
これさえなきゃ、多少の悪路でも、
素晴らしい景色だったので楽しいバスの旅だったろうに。。
膀胱への振動が憎らしい…
     
隣のおじさんが窓を閉めるさい、
私の胸をぐいぐい押してきたのにも注意する元気なし。。
移動の時はブラジャーしないとダメねぇ。
たやすくおっぱいを触らせてはいけませぬ。
     
外は真っ暗になり、バスターミナル到着。
ポンディまで3時間くらいかかったかな。
もうぼったくられてもいいから早くトイレ(宿)に連れてってくれ、
と拾ったオートが迷う迷う。。
膀胱が限界で、激しい口調になつてしまつたよ。
   
宿に着くと、よろよろと部屋のトイレに駆け込んだ。
なにごともすべて必然なのでしょう。
   
Sri Ramana Maharshi
青年時代の面影なく、インド人に見えません。
国籍とか様々な垣根を越えたところで、生きていらっしゃったのでしょうね。
   

  

2013年11月23日土曜日

Short trip to Tiruvannamalai 2

聖なるアルナーチャラをアシュラムからのぞむ。
     
前回のつづきです。
  ∞  ∞  ∞
ルンルンと歩きながら、
すれ違うインド人や外国人たちに、にこやかにHi!などと余裕こいて20分。。
   
あれなんか遠いかも…?
わたし的にもう着く頃だよ?
このゴロゴロ石だらけの道を裸足の人が多いからすぐでしょと踏んでいたのでした。
    
すれ違う人も居なくなってきて、
ときどき犬、ときどき猿…
写真など撮ってる場合か日が暮れる、とペースアップ。
息がきれる。汗がしたたる。
    
汗だくでSkandashramに到着。
さっと見てさっと下ろうと思いきや、インド人の青年に瞑想するよう促される。
まずこっちの洞ね、次こっちの部屋ね、と。
中はかなり狭い。
欧米人のカップルが
(男性は上半身裸にドーティ姿、タトゥーいっぱい。
女性は上下白で、首や手首にマラをジャラジャラと。
リシケシとかでよく出会うような雰囲気の、と言うと想像に容易いでしょうか。)
瞑想している。
狭いし暑いし入らんでいーなぁ。。
と思ったけれど、後から来たインド人カップルも
入れ入れ、と言う、、、
仕方ないのでしばし坐り、
次の部屋ではびしょ濡れの石の床に、
先ほどの青年が汚な目の布製座布団まで用意してくれる。
インド人カップルも座らぬのに、何故純日本人に勧めるのじゃ〜
坐るものの瞑想の余裕なし。
床を綺麗に拭きあげたくてたまらない日本人魂。
    
ここもラマナの瞑想したとこ。ここの雰囲気は好きだった〜 
誰もいなくて自由だったし。
     
さっ急いで下るよっと思いきや、手招きする青年。
いやいやながら着いてゆくと、もはやちょっとした登山道。。

矢印に従って登ります。
    
青年はどんどん進んでいくので、引くに引けず、
滑るので身を低くしたり這いつくばったりしながら彼を追う。
あぁ…ビーサンでなくて本当良かった…
バガヴァーンの思し召しや〜ありがた〜
    
説明を聞いてる余裕はなかったけど、おそらくラマナが瞑想した場所。
こんな神聖な場所にまでゴミが散在してるとこがインドだよなぁと思う。。
   
はぁはぁと余裕なく息を切らす私に、裸足で余裕しゃくゃくの青年は、
しばらくここで瞑想しておゆき!ぼかぁゴミ拾いしながら戻るから!
と言い残し、
来た道(険しい山を遠回りして斜めに登りますよね)でなく直下に下っていったのでした。
恐るべし、インド人の足の裏。
羨まし、天然の滑り止め。
    
一息ついて、私は遠回りの来た道を帰りました。
腰ばきしとる場合か、とズボンをしっかり引き上げ裾を折り、
ふだん自分でもなかなか聞かない声を発しながら、
Tandhin(丹田。ルイスが言ってて可愛かった)を意識しつつ四肢をフル活用して。
もはや、
靴擦れの痛み < 落ちたくない気持ち
足が痛むか痛まないか、すべて自分のマインド次第ですね。。
   
写真じゃわかりにくいけど結構急斜面。
滑って落ちたら、死なないまでも数本複雑骨折しそうな感じ。
   
あぁこの感じ。なんでも有のインドって感じ。。
日本の観光地やお寺で、
サンダルでここはないよね!っていうこの感じ。
    
下山途中でスカンダアシュラムを閉めた青年が追いついてきて、
ドネーションしてくれたら君のために、明朝、頂上に火を灯してあげるよ!
と言う。
    
ルイスからお金は持っていかない方がいい、と促されていたので銭無し。
私が銭無しと知ると、じゃっ!とすごいスピードで下山してゆく青年。。。
いいね、この感じ。
日本人もこの感じで生きたら、精神疾患など半分以下になりそうですね。

アシュラムのスケジュール
    
ルイスと合流し、夕方のVedaチャンティングに参加。
お山の頂上に火が灯ると、皆がその火に手をかざし、
額に、口元に、そしてハートに手を当てる。
インドのこの感じ、やはり好き。
     
「 私はアシュラムで籠って瞑想ばかりして生きる必要はないと感じているの、
だって社会に生まれて生きているのだから。
目に見えるものはわかりやすく、
多くの人が、アシュラムのような外の世界にグルを求めてしまいがちだけれど、
いつもグルは内側にいるから、私はときどき他のアシュラムに出かけたり、
ドイツに帰るときはドイツ人らしく生きるのよ。
ラマナのエネルギーが好きでここに戻ってきているけれど、ね。」
ディナーを待っている間、ルイスがこのように言った。
(ところどころ聞き取り間違ってると思う)
私はmy spiritual friendsをいつもより近くに感じながら、
ルイスの話に頷くばかりでした。
    
アシュラムのディナーですよー
日本の皆様、きたない物ではありませんよ。
この葉っぱのお皿は初めてでした。
    
南インド料理ってあまり辛くないのかねー
こちらのアシュラムご飯も優しい味で美味しかった。
順番に配られるから全容が写真に撮れませんが、
この後、ほんのり甘いミルク粥みたいのが配られた。
写真の茶色いのも米で、甘いポン菓子みたいな。
右手でぐちゃぐちゃ混ぜます。
口に運んでは手についた食べ物を葉っぱに振り落とす。
葉っぱを半分に折って食事終了。
こちらのアシュラムでは全ての食事が無料で提供されていました。
(なので、もし行く人は食べ物を大切に、残さないように頂いて下さいね)
    
こういうアシュラムに来ると、インドの懐の深さを感じます。
インド人と同様に外国人も受け入れてくれる。
ご飯も瞑想もヨガもインド人と同様に提供してくれる。
こんな国、他にある?!
バリもすごく良くて好きなのだけど、外国人価格がしっかりあった。
それは極当たり前のことだと日本で生きてきた私は納得している。
インドがこの現代社会において、愛くるしいという意味で異例なだけ。
    
だからこの土地の人たちに感謝しなきゃね、
とバクシーシしたら、たくさん集まって来られちゃったので
辺りを注意して渡さねば、、と思いました。。。
     
すっかり暗くなりルイスのおうちに帰り寝支度。
熱いシャワーを!と思いきや、ルイス宅もバケツにお湯をためて使います。
今回のインドはこうゆうのなのね。。
     

小さな祭壇のある、
小さなリビングの小さなソファで、
ラマナやガネーシャに見守られながら、
あたたかい気持ちで眠りにつきました。
    
to be continued....
(ポンディでは引きこもりにつきネタがないので引っ張りますよ〜)
    



2013年11月21日木曜日

Short trip to Tiruvannamalai 1

パリを思わせるポンディシェリの街角にて。
    
旅は道連れ、世は情け…
というわけで、お宿で一緒だったドイツ人のルイスさんに誘われて
車で2-3時間のTiruvannamalaiにやって来ました。
  
ルイスとはランチタイムに一度すこしお話しただけ。
(English Speakingが苦手な私は、
きほん一方的に必死で皆の話を聞いてるか、
諦めて自分のファンタジーの世界で遊んでるとこを想像してね)
にもかかわらず、
お家を借りて住んでるので泊まりにおいでなさい、と。
社交辞令(ドイツ人は日本人に似てるって言うし)かと思っていたら、
後日わざわざ、あさって帰るから一緒にタクシーで来るなら案内するから
泊まりなさいと誘いに来てくれた。
   
世界万国でヒキコリ、
かつ人付き合いが得意でない私は長いこと悩みました。
    
泊まるってことは、四六時中、細かな意思疎通もままならない、
文化も違う知り合って間もない人間と居なきゃならんってことだからね。
日本人の「空気を読む」というのもストレスを感じる私が、
24時間異文化交流@他人の家とか
プレッシャーで便秘になるだろうなぁ、と。 。
    
しかしウダウダ考えるのに疲れた
&ルイスのあの楽しそうな顔が曇るのは悲しいな、、
えぇい、ここはインドだ、ままよっ、と面倒くさくなり&南の風に押されて
行ってみることにしたのでした。
     
ちなみにルイスって名前から男性を想像する方もいると思いますが、
高校生のお孫さんもいる、パワフルなご婦人です。超元気。
うちの母親より10個近く年上とか信じられん。
もう10年以上も一人でインドにか通い続けているのだとか。
アンボリのアシュラムで出会ったエレナさんも、
かなーり素敵で気の利くご婦人だったけれど、ルイスも然り。
私も彼女たちみたいなおばあちゃんになりたいなぁ。
若者を元気づけられるひと。
友永先生もそう、若い人たちに元気になってもらいたい、と伝え続けていらっしゃる。
    
自宅でラップトップに向かうルイス。
クウネルとかに出てきそうな、
ところどころにルイスのお気に入りが見える小さくて平和なおうち。
    
あさ8時に待ち合わせして、途中で朝ごはんを食べて行きましょ、と。
タクシーに乗り込んで、お腹すいてるかな〜と、バナナを差し出したら、
めっちゃ渋い顔をされた、オレ。。
さっそく場違いなことをしたらしい。。
バナナ、スウィートスポットだらけやったしね…
(私は黒いバナナが甘くて好きなのー!ケーキにするのも黒いのが美味しいのー!)
    
美味しい南インド料理の食堂@一人では入らないであろう薄暗い店に連れていってもらい、
シンプルなドーサを注文。
小さなワッダ(豆の粉のドーナツみたいな)もついてた。
ルイス、さすがインド歴長し。
ぐちゃぐちゃと混ぜ込んで右手で食べます。
西洋のお方がぐちゃぐちゃするならば私も、と久しぶりの手食い。
ドーサは手でちぎるのが難しいねぇ。。
    
タクシーで走ること2.5時間。
ティルヴァンナマライのルイス宅に到着。
ルイス、はきはき動いて
お手伝いさんのアルーにチャイやランチを作らせたり。
南インドの家庭料理、美味しくいただきました。
     
その後もルイスの「お気遣い」は素晴らしかった。
インターネットでメールチェックする?とか
お皿は洗わなくていいのよ!とか
明日の朝、またこれ食べる?とか。
ドイツの方ってみんなこう?
「どうぞお構いなく」って英語でどう伝えたら良いの?
      
その後、ルイス、しばし昼寝。
(気を遣わせて疲れさせてしまったねー
大変申し訳なし。。)
そして今回訪問のメインディッシュ、Sriラマナマハリシのアシュラムへ。
   
ルイスはこの聖人と聖なるお山、アルナチャラのエネルギーに魅せられて、
すぐ近くに家を借りて毎日瞑想に通っているのだそうです。
それで私にもラマナのエネルギーを感じて欲しい、
とティル行きを誘ってくれたのでした。
   
一言で言うと、ラマナアシュラム、素晴らしい〜
シヴァナンダアシュラムに似てるけど、もっと自由な感じ。
写真どこでもオケー。ご飯ご自由にー。
   
ラマナマハリシ、前回の渡印で何度もお写真を拝見していたけれど、
どなたか存ぜずじまい、ようやくお目にかかれましたね、という感じ。
    
ここもまた、多くのインド人、外国人が出入りしているにも関わらず清潔が保たれている。
オーロヴィンドアシュラムと違い、よりインドっぽい雰囲気。
ギーの香りに酔ってしまう。。
   
あ、どうもお久しぶりです。くまりです。ワカメちゃんじゃないですよ。
後ろの像は、瞑想しているラマナ。
    
サマディーホールで歩く瞑想をしたりなどして、
スカンダアシュラムという山の中腹にある、
ラマナが瞑想した場所へ向かうよう促されここでルイスとひと時のお別れ。
     
ちょっと楽しげなピクニックロード。
     
とワクワクしていたら、
意外と遠い道のりで、汗だくに。
   
この後、
インドぽいなぁという展開が私を襲ったのでした。
   
to be continued...
   
     


2013年11月19日火曜日

Sri Aurobindo & Mother

お宿は海のすぐそば。
屋上で朝日を浴びながらヨガできます。
    
泣くほど靴擦れで歩くの辛くなったのでサンダル購入。
足は大事だから奮発して800円!エアコンが効く靴屋さんで試着もできました。
(私のアジアにおける買い物の中では高級品)
が、
けっきょく別のところが擦れて豆がつぶれて血がにじむ…  涙。。
冷え取り靴下重ねばきで、通常の日本人よりもさらに足が柔肌なんだろうなぁ。
しょうがない、インド化せよ、オレの柔肌。
この偉大なるインドの地を裸足で踏みしめるインド人の足の裏はすごいです。     
象さんみたい。
    
さて、
ここポンディシェリーには、
Sri Aurobindo Ashramがあります。
Darshan dayが落ち着いたので中に入ってきました。
すごくすごく良かったです。
たくさんのお花が敷き詰められ、
静寂が守られ、清潔が保たれ、
多くの人が額をつけて祈り続けていました。
私もしばし座らせてもらいましたが、また感極まってウルウルしてしまった。
    
ここに来るまでオーロビンドさんのこともマザーのことも何も知らなかったけれど、
相変わらずよく知らないのだけども、なんかもう好き。
    
アシュラムの図書館も、
古き良き雰囲気でセイジくんに恋しちゃう雫ちゃんの気分になりつつ、
(つまり、ジブリな世界)
受付のおじさんにもとても親切にしていただいたしで、だいぶ好き。
    
そして
アシュラムのご飯をいただきに。
アシュラム系のお宿に泊まると3食20Rpのクーポンをもらえます。
ちゃんとしたご飯は私は一日一食なのでランチだけいただきました。
   
入口どこかな、と立ち止まっていたら、
フィン人のアンクルが建物の二階から手を振って、あっちだよ、と教えてくれる。
靴脱ぎばでゴソゴソしていたら、ナマステーと、
国内線で隣り合わせたオジサンにも再会。
インドでは誰とでも再会しますな。

ご飯をいただくダイニングホールも清潔。
公共の場で裸足になるのが嫌いな神経質ですけど躊躇いなく裸足に。
リシケシのシヴァナンダアシュラムも清潔だったが、
ここはそれ以上ですな〜  
これだけ大人数のインド人が利用してるのにすごいわぁ。
    
行列に加わり、お皿をもってよそってもらう。
内容は、(写真禁止です)
白飯、マサラ風味のスープ、カード(ヨーグルト)、
デーツを甘辛く煮込んだもの、バナナ、パン(茶色っぽい美味しそうなの)
辛いかな、と思って少しずつお願いしたけれど
じんわり優しい味でぜんぶ美味しかった〜
念のためスプーンを持参したけれど、付いてました。
インド人もスプーンを使ってるひと多し。
   
日本では、ヨーグルトを食べないようになったけど、(添加物たっぷりだから)
ちょっとこのヨーグルト!パンにひたしたら、なにこれうま!でしたよ。
前に座ったおじさんは
パンを小さくちぎってヨーグルトに混ぜ込んでた。それ正解!
   
これはお宿のある日のランチ。
    
お宿の御飯も本当に美味しいのだけど、
おかず少しで良い私は、アシュラムご飯のが好きかも…
日本でも玄米御飯と海苔と金平牛蒡か煮物があれば満足ですから。
    
明らかに身なりの良い白人さんが、
席に着くなりお皿の上のたくさんのパンを
バッグから出したビニール袋におもむろに詰め込んでて、
こんな素晴らしいとこで強欲したら、
ろくな事が起きないだろうなぁなど眺めつつ。
    
さあ皿を洗おうか、と洗い場を求めてウロウロしていると、
なんとあの大量の皿を洗ってくれてるー!
本当にこのアシュラムは清潔の極みだよー!
    
お腹も心も満ち、
セントラルパーク(ポンディの真ん中って意味で)をゆっくりお散歩。
     
この公園もインドと思えない憩いの場。
相変わらずゴミは多いけれど、
緑いっぱいで日陰を求めてインド人もいっぱいお昼寝しています。
     
あーリラックス〜
と寛いでいたら、背中にピチャッ!イヤな音と生温かい感触。
見上げると、カラス。
    
どうせは下はキャミソールだけで脱げないし、
もう帰宅するまで背中は見まい、触るまいと決めました。。
    
ともあれ、
ポンディシェリっていいとこだ。
    

2013年11月18日月曜日

目に見えない世界が近いとこ


17日のフルムーンの夜は、行くつもりなかったけれど、
なんとなくまたもお宿のオーナーさんに後押しされるような形で暗やみの中をちとちと歩き瞑想へ、、、
    
19:30スタートで帰ったら9時前やん…
鬱々と出かけたものの、
ディワリの夜のように、家々の前に灯された優しい火に、嬉しい気持ちに。
みんなニコニコ楽しげ。
    
ここで終われば日本人的に嬉しいのですけど、
バンバン花火を鳴らしまくり、ファイヤー!道端で炎を燃やし、
わぁわぁお祭り騒ぎするのはインド人、全国共通のようですね…
    
乗り気なく出かけた割に、いざ土の上に座ってみたら、(屋外だった)
集まったたくさんの人の純粋な祈りに後押しされてか瞑想中うるうる。
ヴィパッサナ瞑想でもベラベラ喋るらしいインドの人たち、静かでしたよ〜
(東洋系の醤油顔のひとは私だけっぽかった)
     
これだからインドにまた来ちゃったんだろうな〜
事が起ころうが起こるまいが、生まれた時から当たり前に祈る人々。
祈りが寄り添う暮らし。
    
日本人は事が起こった時や事後にだけ祈る人が多いように思います。
あとはエゴイスティックなお願いごとがある時の神頼みとか?
    
私もそうだったし、今もなるし、
事が思うように行かない時には、
逆に神様とか宇宙とか大きなものを責めていた気がする。
なんで私だけこんな目にあわないかんのよって。。
思い通りで当たり前、なんて高慢ちきな気持ちで生きていたんだろう、
ヨガに出会わなければ、宇宙の流れとか、なるようにしか成らん、
とは思えなかったと思います。あー感謝。
    

帰り道には、海の上にまるいお月様。ごきげんの足取り。
月は、その強い輝きゆえに周りに虹のような輪がかかる。
一時間前と違う世界が広がっていた。
    
すべては我々次第なのだ。
そして全ては成るようにしか成らんのだ。
やろうと思えばなんでも出来るのだ。
   
Anything is possible if you want.
ちょこっとお話したフィンランド人のアンクルが何気なくこぼした言葉に、
うんうん、と心の中で頷き、
南インドの生ぬるく優しい風に吹かれながら、
ベンガル湾の力強い波に心奪われた。
    
  

2013年11月17日日曜日

インド長期滞在の持ち物

嵐のあと、アシュラムへと続くプロムナード
   
17日は満月で、さらにマザーのMahaSamadhi、
つまりお亡くなりになった日なのだそうです。
  
左がフランス人のマザーで、右がシュリオーロヴィンドさん。
詳しく知りたい方は調べてみてね。
    
国内線でお隣だったオジサンも、わざわざパトナー(ブッダガヤの近く)から
このダルシャンdaysに参加するため向かうと言っていました。
  
日本でのアンマのイメージから、ダルシャンってハグのことだと思っていたけど、なんですかねぇ。
マザーのお部屋が公開になるってんで、
マザー大好きな人たちがたくさん集まってポンディは華やかな時期みたい。
アシュラムの前、大変なことになってた〜 
パスをくれたオジサンに早く行かんと間に合わんぞっと言われたが、ちょっとゾッとする人混み。無理でした…
  
夜は色々とコンサートなども催されるそうで、パスはこういうのも含まれる(らしい。たぶん。)
さらにこの日から、オーロヴィンドさんのマハサマディも続くので、
私は宿なしになりそうで少し慌て始めてるとこ… 
誰かお部屋シェアしませんかね〜?
   
オジサン曰く、大きなプージャもチャンティングもないよ、静かに過ごすんだよ、
って言ってたけれど私のヒアリングが間違ってたのか… わからんな。
    
さて、持ち物の話。
今回は寝込んだせいでよくわからんままに詰めてきた感じ。
空港で会った旅人には、
スマートに旅してるねー!と褒められたけど忘れ物が多いだけ。ガーン。。
  
こんな感じ。
    
キャリーが12㎏でした。
ザックはわからんが20ℓくらい?ふだん使いしてるやつ。
疲れると、ものすごい肩凝りで首がまわなくなる(今も首にサロンパス貼ってる  笑)ので
バックパックは無理でして。疲れからお腹壊しちゃうしね。
    
キャリーの中は、、
ー 衣類、タオル、ストール(インドっぽいもの安く買えます)
ー スキンケア
↑  ナチュラルなもの買えます。節約のため持ってきた。
ー トイレットペーパーひとつ、ポケットティッシュ
ー 空のペットボトル  ←インドで買ってみたら漏れなかったので要りません。
ー 蚊取り線香 (買えます。使いかけのが湿気そうで詰め込んだ)
ー ナプキン(買えます。品質問題なしです。)
ー 布ナプキン ←ケミナプなくなったら使う。
ー 果物ナイフ (フルーツがあればなんとなく生き延びれる私ダカラ。)
ー 洗濯ロープ、ぶら下げるやつ、ハンガー
ー 小さめの置き時計  (なぜか詰めてた。。熱のせいだな。。)
ー 懐中電灯
ー 海苔、麦茶、塩、すりゴマ
(塩はネティ用。麦茶は煮出し用だったー、熱のせいー)
ー ビーサン (靴擦れ痛いよぅ〜シクシク…歩きやすいサンダル必須です…)
ー プラスチックのフォークとスプーン
(たぶん使わないかな… )
ー ウェットティッシュ
ー 薬類、ソーイングセット、爪切り、毛抜き、小さいハサミや剃刀
(絆創膏は役に立つ!)
ー ジップロックやビニール袋
ー 傘
ー ティンシャ(変な感じがする場所で鳴らして清めます)
最後に、ロストラゲージしませんよーに!と願いをこめて、
カーリー神とスワミジのお写真で蓋を。
   
ザックの中は、、
ー 下着と靴下とハンカチ(荷物なくなった時のため)
ー ヨガマット(四つ折にして)
ー 現地でメインバッグとして使うエコバッグ 
ー 充電器、コンセント変換プラグ(私はiPhoneのみのため変圧器なし)
ー マスク(布製と使い捨ても。機内や空港、乾燥で喉や鼻が辛い方には役立つかな)
ー 雨合羽 (ポンディの天気予報が雨だった)
ー 食べ物(最近のお気に入りは玄米おにぎりを乗換えの空港で食べる。機内食って栄養なさそげだから。
ドライフルーツやナッツも重宝。自家製スコーンも日持ちするので持ってきた)
ー 歯磨きセット
ー ボールペンとノート
ー 目薬や日焼け止めなどクリーム類(ジップロックに入れといてセキュリティで提出)
ー 貴重品類(パスポート、現金、クレジットカード二枚、電子辞書。
今回5-6万円、200USドル、残っていた細かい外貨。
財布っぽくないポーチに、封筒に小分けにしてます。ふだん使う少額も財布でなくポーチ)
ー サングラス、PC用メガネ
ー トイレットペーパーひとつ
ー 地球の歩き方
ー お守りたち
ー ユニクロのプレミアムダウン(折りたたみ)
ー ウール大判ストール、コットン大判ストール
   
薬類について、今回は腹をくだしてから対応するんでなく、
予防しよう!と梅肉エキスを楽天でポチして持ってきました。
念のため下痢止めはあるが、前回効かなかったから。。
   
虫除けスプレーやかゆみ止めを忘れてて、
スーパーで急いで買いました。
日本人、皮膚が薄いせいかめっちゃ刺される。
すごく効くことで有名な
インドの虫除けクリーム、オドモスはどこにでもありますょ。
肌が弱いため、子ども用のNatural!って書いてあるやつにしてみましたが、
けっこう効いてます。
   
持ってくれば良かったもの↓
室内ばき(足裏真っ黒になるよー)
レッグウォーマー
歩きやすい履き物  ←も、絶対
    
書き出してみると、荷物って多いな〜
でもおさまるもんですね。
個人的には、キャリーよりバックパックの人の方が
いっぱい声をかけられてる気がするような。
   
現地では、現地の女の人と同じような服装(露出なし)をして歩いてると良いかなと思います。

    

2013年11月16日土曜日

くまりが覗いたインド2


およそ三年ぶりの渡印であります。
特にカレーが好きなわけでもないので、
食事のことを思うと憂鬱… 
胃腸が弱いからスパイスが苦手。。
なのですが、なぜかインドです。
   
出発前日に高熱を出し、
インド整腸用に買っておいた梅エキスを舐めてひたすら寝るも下がらず…
こりゃインフルエンザかとビクビクしていましたが、
検査したら違ったので薬を飲んで強引にやって来ました。
   
健康な時になんの憂いもなく予約した、安いチケット
=トランジット長い… 
が病の身にこたえました。。
   
今回は、中国東方航空で、
福岡→上海→デリー 
インド国内線スパイスジェットで、
デリー→Surat(発音不明)→ムンバイ→バンガロール→ポンディシェリ
インド国内、広〜!! 
おまけにdelayして、上海→デリーの国際線より時間がかかり今年一番のゲッソリ。
     
上海でのトランジット7時間が案の定寒くて、寒くて、、、
往々にして、トランジットの大きな空港は寒い思い出しかない。
今回は風邪ひきってこともあり、
靴下三枚、腹巻き、パンツの下にレギンス、と下半身強化し
大判のウールストールを持参してたので風邪ひどくならなかった、ほっ。。
さらに機内の毛布もちょっと拝借してくるまった。
(乗継で返却したよ)
   
私のアジア旅行における、
必殺!最低限の飲食!でトイレなどにむやみに立たず、身体の機能を落とす。←体感として…
という技が役立ち、
フラフラながらも吐いたり下痢したりすることなくデリー着。
具合は悪し。
機内食のカレー臭だけで食欲を失い、
これから先の食事が不安に。。
    
到着は深夜2時のデリーの空港、ぜんぜん不安要素ないです。
都会の空港。旅人の安全地帯、オアシスでした。
むしろ上海よりあったかくて天国。
トイレも綺麗。
こないだルミエール(全国チェーン?)で借りたトイレの方が避けたい感じだった。。
   
ただしレートが最悪〜. 100円=56Rp
最低限と思って一万円だけ両替。
トーマスクックしかなくって、ヨーロッパ旅行の時、
トーマスクックのレートの悪さが印象的だったけど、記憶に違いはないようですね。。
乗継、バンガロールの空港のが良かった。
    
深夜のデリーに出たくなかったので、
今回は始発6:00のSpiceJetで飛ぶプラン。
乗継のひとは無料のシャトルバスtoドメスティックターミナルがあります。
お金を払ってる人もみたけど、30Rpくらい。 
   
バスを待っているあいだ、この旅初!インド人に声をかけられました。
国内線?バスよりタクシーが安いよ!乗りな!と、ありがちな。
ここで強引に来るかと予想していたのですが、
やんわり断ると、乗り場はそこじゃなくこっちだよ、と親切にも案内してくれました。
デリーの空港、完全オアシス化みたいですね〜
   
どのバスかわかんなくって、違うやつに乗っちゃって、
空港ぐるっと一周しちゃったので結構ギリギリで搭乗手続き。
(10番が国内線ターミナル行みたい)
   
念のため、ビジネスマンらしきインド人らしきオジサンに聞いて到着し、
カナダ人の旅行者も荷物をもってくれたり親切にしてもらいました。 
↑ 私の発音が悪くて聞き取ってもらえず困らせてしまいましたが。苦笑
西洋圏の方と話すの苦手だょ〜 
    
ともあれ、
渡印前の数日バタバタしてておまけに発熱して
荷造りギリギリ、調べようと思ってたこともできず、忘れ物も多そう、、
ヤバイかな〜と思ってましたが幸先の良いインド初日。
国内線でも隣のオジサンがポンディに行くってんで、
17日のSpecial dayについて教えてもらったり。
ちょっと親しくなって(とても紳士的で下心なさそうな方です)
トランジットでお茶に誘われたりしたのだけど、
如何せん英語でずっと二人きりで会話がね…  
なので一人になりたくてやんわりお断り。
寂しさ <  緊張感  な私なんです。。
必死で英会話についていこうとするとすごく神経使って疲れるのさ。
… いや単に人付き合いが苦手なだけ、、か…?
   
ポンディについてからタクシーでボラれる可能性が高いから、
その時くるまをシェアして欲しいな〜っていう下心が
むしろ私の方にあったことはここで正直に言いましょう。
    
で、ボラれましたよね(笑)
しかしインドで遠慮は無用っ
…食い下がりましたが、ダメでした〜  
    
最後のバンガロールtoポンディシェリ行きはプロペラ機で揺れたよ〜…
   
リクシャワラーが迷ったせいもあり、日本を出発して移動時間が30時間近く、
疲れで熱も吹っ飛んだような感じでお宿に到着。
   
アシュラム系列の質素で清潔なお宿です。
食事が美味しい。
スパイスは、私の弱い胃腸的にやっぱしたくさんは無理そうなのだけど
辛くなくて全部食べれたよ〜
出来るだけオーガニックな食材を使用しているとこのこと。(ランチ150Rp、朝食80Rp)
街中の食堂より高いだろうけど、お腹こわすより断然良い。
   
このようなアシュラムやそれ系列のお宿で働いてる女性、好きなんですよね〜
えらい親切。綺麗好き。
同じく英語が苦手な点に共感。
こういうときは、
タミル語と日本語でなぜか会話が成立してるようになってるから不思議(笑)
   
到着後、
引きこもりの私としましては、とっととシャワー浴びて寝たい!!
心境でしたが、
今夜からサイクロンだから今日のうちに!というオーナーさんに後押しされ、
アシュラムフリーパス(いつでも瞑想できるらしい。)をいただきにお出かけ。
    
もう5時半ですよ。。往復一時間弱ですか。。
日本でも暗くなったら出かけない田舎暮らしの私には億劫な時間。
犬が、、吠えてきて超後悔。
バリと違ってほぼ狂犬病あるよねぇ…  
(バリのわんこたちは一応注射されているらしい、ノラも。)
    
街の中心の方に向かったので、糞尿臭がものすごくなり、
ビーサンで靴擦れし、ますます後悔。
南から北上プランにしといて良かったなぁと。
日本の便利さ、田舎の空気にすっかり飼いならされてしまっているからね。
あ、
でも破れたお札のババ抜きは、バンガロールの空港でお水を買ったときやられました。
すぐ気がついたので取り替えてもらったけれど。
   
足取り重くも、パスをゲット。
ちらりと街並みを見ていると、元仏領とだけあり、
建物が小洒落てたりセンスの良い看板もチラホラ。
嵐が去ったらのんびり散策しよお♫と自分を励ましつつ宿へ戻る。
    
さて熱いシャワーを!と思いきや、ここはバケツにお湯をもらうタイプ。
バケツ一杯のお湯って、こんなもんなんだな〜と
日本で何不自由なくお湯を使っていることを考えさせられました。
私はベリーショートなので、一杯を節約してちょうどくらいでした。
たまに足湯したいな〜
  
お部屋はこんな。
蚊はいるけれど、蟻やヤモリ、ゴキは全然いない。
    
翌朝は小さなホールでの瞑想に参加し、自室でヨガ。
移動で首ガチガチ、痛くて動かず。(お灸したい!)
でも足がつらかったり、エコノミー症候群みたいのにはならないのよね〜 
あまりむくまないし。
ヨガのおかげ?
    
ひとまず外は嵐なので、ひきこもりin Indiaを満喫しま〜す。
  
ポンディシェリーのお宿情報
- Mother's House
シングルのみ、プライベートバスルーム。250Rp-350Rp
共有冷蔵庫、Drinking waterあり。
自転車レンタル一日25Rp
毎朝7:30- 自由参加の瞑想タイム。
街の北側にあります。
空港からリクシャで200Rpでした。
    
アシュラムと同様、以下を守ります。
No smoking, No alcohol/drugs 
No sex , No politics